屋根のリフォーム③
3.棟板金交換工事
棟板交換工事といってもすぐにはどこの交換?と思ってしまいますが、これはおもにストレート系の屋根を留めている金属分のことをいいます。
屋根と屋根の面が合わさっている棟の接合部分を覆い、雨水の侵入を防ぎ、屋根材を固定している金属のことを棟板金といいます。
では何故この棟版金を交換しないといけないのでしょうか。
棟版金を固定している貫板が腐食や劣化してくると、この棟版金が浮き上がってしまったり、台風などの強風がふいてしまうと最悪の場合飛んで行ってしまいます。そんな時には安全性を保つために補修をしないといけません。
例えば台風や突風などの自然災害によって棟版金が損傷した場合は火災保険や住宅保険などで修理する事が出来る場合があるので、契約している保険の内容をよく確認しましょう。
恐らく火災保険で補修することになるケースが多いので、保険証券を確認し、保険の適用範囲内であればすぐに業者に依頼して修理しましょう。もしわからない場合は保険会社に連絡して確認してみましょう。
4.雨樋工事
普段雨樋を確認する事はないと思います。ですが、もし雨樋が破損、劣化していたりすると雨樋に貯まった水が家の内部へ侵入するというケースが考えられます。
雨樋工事には足場代が必要になるケースがあります。この足場代は雨樋本体の費用よりも高くなることが多くあるので、雨樋工事だけを依頼するよりも、屋根や外壁工事と一緒に依頼したほうがいいでしょう。